少し前、twitterで流れていった話題で、
「ゲームを止めない子供にゲームでのノルマを与えると次第に意欲が下がる」
(うろ覚えですが多分こんな感じ)
というのがありました。
これって自分自身に対しても使えないかと思いまして。
例えば、しょっちゅうtwitter開いてあっという間に時間が、なんてことを減らしたいとき、などに。
で、調べてみました。
これはどうやら「アンダーマイニング現象」というものらしいです。
「アンダーマイニング現象/効果」
それまで内発的動機で行っていた行為に対して、報酬などの外発的動機付けが行われることにより、逆にモチベーションが低減してしまう現象のこと
出典:『Wikipedia アンダーマイニング効果』
前述のゲームはこれを逆手にとった方法ですかね。
あえて外部から介すること入で、強制されているように感じてしまいやる気が下がるような感じでしょうか。
次は関連項目でしたが、同じコとをさしている?
「過剰正当化効果」
外発的インセンティブが、タスクを実行する人の内発的動機付けを期待に反して低下させるもの
報酬によって、当初は内発的関心がほとんどないタスクに対する内発的動機づけが高まる可能性がある
出典:『Wikipedia 過剰正当化効果』
ここまで読んで、ふと思ったのは、twitterにしろブログにしろ「いいね機能」でこれが起きないのが不思議。あるいは起こっていても可視化されないだけなのか?ドーパミンが勝るのでしょうか。
戻し戻し。
「エンハンシング効果」
対して、報酬が内発的動機付けにつながる場合もあり「エンハンシング効果」といわれるそう。(参照『Wikipedia アンダーマイニング効果』)
報酬がモチベーションにマイナスの影響しかないわけでも無さそうです。
ここでの報酬は賞賛やほめ言葉があたりそうです。
スポーツ競技の例などが挙げられていました。
まとめ
どうやら内発的動機と外発的動機はスライドする性質があるような感じです。
どちらが良い悪いというものではないと言うか。
興味や達成感(内発的動機)の行動の結果として得られた報酬(外発的動機)が目的に変わってしまうとモチベーションが下がるということでした。
あえて意欲を減らそうとするならば、何か自分でノルマなり締め切りなり設定して、または収入を求めるようにすれば、もしかしたらと思いました。
例えば前述のtwitterでは、『目に留まった記事は必ず全文読むようにする』、のような?
そもそも設定したルールを守れればですが。
「好きなことは仕事にしないほうが良い」っていうのに通ずる気がしないでもない。