ほっておくと堆積していく本を定期的に整理、分別しています。
先日掘り返したのが「ウンココロ」
この手の話が苦手な方はここで引き返して下さい。
盛りだくさんなイラストとともに、色んな角度から「ウンコ」について分かりやすく書かれています。
イラストは寄藤文平さん。
汚いものとしてフタしたままで良いものか?って感じですかね。
重要な健康のバロメーターの一つとも言えます。
お腹まわりのトラブルだけでなく、こんなトピックもあります。
本を読み返して、なかでもとくに面白かったのが藤田先生のコラムです。
先日、訃報が報じられた藤田紘一郎先生です。
この場をお借りしてお悔やみ申し上げます。
本の中で出てくるうちの一つが
『戦時中、米軍が日本軍の露営地のウ○コの量から兵力の推定をしたところ…』
(筆者意訳)
というエピソード。
たかがウ○コ、されどウ○コ。
ちなみに、藤田先生がお腹に飼っていたサナダ虫は『マサミちゃん』だそう。
先生の著作「笑うカイチュウ」などさらに読んでみたいと思いました。
他にも「ウンココロ」の中では腸内細菌フローラのバランスの話が紹介されていて、食生活のかたよりでどうなるのかイラストとともに解説されています。
自分の気になる項目はじっくり読んでしまいます。
イラストがあるのでイメージもしやすいです。
食生活も腸内細菌もバランスがとても大事だとわかります。
各章の最後に「ウンチク」が載っているんですが、「使い道」の中の一つに
「コーヒー」が挙げられていました。
そうでしたそうでした。
映画「カモメ食堂」に登場した「コピ・ルアック」
というのを聞いたことがあります。
ジャコウネコのふんから採れる希少な珈琲豆。
この名称はインドネシアのもので、他国での類似のコーヒーは呼称が違うそう。
この糞から採れるコーヒー、サルやゾウ由来もあるそうで。
よく見ると 本のイラストはサルなのでコピ・ルアックとは別のコーヒーを指してると分かりました。
ハヤトチリました。
最初の最初にトライした人、納豆にトライした初めの人くらい(それ以上?)凄い気がします。
カモメ食堂では確か“おまじない”として出てきてました。
もちろん真似してやってました、はい。
寄藤文平さんの本、最近のだとこんなものも。
ウンココロなど文庫化されてるものもあるようです。