おそらく後で調べようとしたであろう、メモに走り書きしてあった「負の外部性」。
取り敢えずミミズ文字の解読はできました。
何の文脈で拾ったのか、思い出せませんが。
負の外部性/外部不経済の前にまず「外部性とは」を理解する必要がある模様。
外部性
ある経済主体の意志決定(行為・経済活動)が他の経済主体の意志決定に影響を及ぼすことをいう
出典:『外部性 - Wikipedia』
この影響が他の経済主体に有利なら正の外部性、不利に働くなら負の外部性、ということになるそうな。
例として挙げられているのが
正の外部性:養蜂家と果樹栽培農家
負の外部性:公害
何となく分かります。
分からなかったのが、
ミツバチによる受粉で果樹園は便益を得られ、養蜂に当たる財の生産は過小となる
(意訳)という部分。
果樹園から蜂蜜を得てるからwin-winな気がしました。
それぞれ独立させて考るってことなんかな、多分。
正の外部性から派生するものとして「フリーライダー」という言葉が登場。
フリーライダー
対価を払わずに便益を享受するもの
正の外部性が生じていると、そこにただ乗りしようとなりがち
ということだそう。
消防や治安維持、公共財などは費用負担による利用者の限定が難しい
これらは市場経済では供給の過小が起こるので租税により社会的需要を満たす
斜体部参照:『フリーライダー - Wikipedia』
例として挙げられていた花火大会について。
平野で周りに高い建物もないと隣の自治体の花火が見えたりするけど、これってフリーライド?なのかもしれない。
一方、音だけ聞こえて騒音に感じると負の外部性になるんじゃろうか?
検索していて分かりましたが、最近だと、流行り病の影響の解説などで
「負の外部性」が使われていたみたいです。
ワクチン接種によって集団免疫が成立すると「正の外部性」になったりするんですかね。
"経済"にあたるのか分からないけど。
フリーライダーのページにあった、「実験経済学上での類例」、「囚人のジレンマ」から「ゲーム理論」に次第に興味が移ってしまって。
いま「ゲーム理論」入門書を探しています。